本記事ではハムスターのランナーボールの危険性についてご紹介します。
ハムスターのランナーボールは危険という口コミを聞くけど、何が危ないの?
という疑問にお答えします。
ハムスターのランナーボールは、未だにペットショップ等で販売されている商品。
ハムスターが中に入ると走り回っているように見えるので、人間側から見ると楽しそうに見えなくはないです。
しかし、ハムスター目線で考えると非常に危険な商品で、私個人の見解としては絶対におすすめできません。
なぜ危険なのか?説明していきますね
ハムスターのランナーボールが危険でだめな理由
ハムスターのランナーボールはとにかく危険。
百害あって一理なし…
なぜこの商品がまだ普通に売られているのか?本当に疑問です。
もともとハムスター用のランナーボールは、土足文化のアメリカで開発された商品。
土足文化のない日本では絶対に必要ありませんし、危険極まりない商品です。
- ハムスターが自分で止まれないからパニックになる
- 壁にぶつかった衝撃で怪我をする
- 空気穴に手足や爪を引っ掛けて怪我をする
- ストレス解消どころか、ただストレスを増大させるだけ
ハムスターが自分で止まれないからパニック
ランナーボールの中にハムスターが入ると、壁にぶつかるまで回り続けてしまいます。
ハムスターは止まりたくても止まれず、壁にぶつかった衝撃も合わさってもはやパニック状態。
ハムスターはとても憶病な生き物です。
ナワバリ確認をする時も、おなかを地面に付け、周囲の安全を確認しながら慎重に行動します。
そんな憶病なハムスターが、ランナーボールに入って楽しいでしょうか?
当然楽しいわけもなく、止まりたくても止まれないので中でパニックになっているのです。
壁にぶつかった衝撃や手足を引っ掛けて怪我をする
ランナーボールに入ると、基本壁にぶつかるまでハムスターは止まれません。
止まりたくても止まれないので、かなりのスピードが出た状態で壁にぶつかります。
スピードが速い状態で壁にぶつかると、中のハムスターには大きな衝撃があります…
その衝撃でハムスターが怪我をした、という報告が未だに見掛けられます。
また、ランナーボールには空気穴が開いていますが、その穴に手足や爪を引っ掛けて怪我をしたという報告もあります。
ハムスター自身で制御ができない乗り物に乗せているようなものなので、怪我の危険がいっぱいです。
ストレス解消どころかストレス増大
ランナーボールを販売するメーカーの謳い文句は「ストレス解消」「走り回って楽しい」だそうです。
しかし、実際は真逆で、ハムスターにとって百害あって一理なし。
ストレス解消どころか、止まりたくても止まれないのでパニックでストレスを増大させるだけ。
未だにペットショップの店員さんでも危険なランナーボールをおすすめする人がいたりします…
部屋の散歩が出来ないなら広いケージを用意しよう
ランナーボールがないと、部屋の散歩が出来ないような状況なら、無理に部屋の散歩をさせる必要はありません。
その分広いケージを用意してあげましょう!
最低でもゴールデンハムスターで60cm、ジャンガリアンハムスターで45cmは欲しいです。
私の経験上、
- ゴールデンハムスターで90cm
- ジャンガリアンハムスターで60cm
サイズのケージを用意出来れば、部屋の外に出たがらない子が多いです。
どうしても部屋の散歩をさせたい場合、気を付けるポイントをこちらの記事でまとめています。
ハムスターのランナーボールの危ない口コミ
ハムスターのランナーボールの危ない口コミををまとめましたので、参考にして下さい。
まとめ:ハムスターのランナーボールは危険なので絶対に使わないで!
本記事では、ハムスターのランナーボールの危険性をご紹介しました。
未だにペットショップ等で見かける商品ですが、個人的には全くおすすめできない危険な商品です。
ランナーボールに危険な面があるという認識は、徐々に広まりつつあります。
しかし、まだまだ危険な一面を知らずに、ハムスターが楽しそうだからと部屋の散歩に使う人が後を絶ちません。
この記事を読んで頂けたなら、ハムスターのランナーボールの使用はやめて、ハムスター仲間さんに危険性を周知して頂けると幸いです。
以上、わぷでした!
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