今回はハムスターの寿命についてのお話です。

どうしてハムスターの寿命は短すぎるの?
という疑問に、ゴールデン・ジャンガリアン・ロボロフスキー・キャンベルの4種類、計6匹のハムスターを飼育している、私わぷがお答えします。
ハムスターの寿命は犬や猫などのほかのペットと比べ短すぎるため、辛いと感じる人も多いでしょう。



でもそれもハムスターが種として生き残るために選んだ戦略なんです。
本記事では「ハムスターの寿命の短すぎるのは辛いのか、寿命を伸ばすための工夫」についてご紹介します。
どうしてハムスターの寿命は短すぎるのか?
どうしてハムスターの寿命は短すぎるのでしょうか。
自然の摂理として、体の大きい動物の寿命は長く、体の小さい動物の方が寿命が短いです。



象は70年、クジラは150年生きるといわれています!
ハムスターの平均寿命は2~3年で、他の動物と比べると短いと感じてしまいますよね。
そのかわり、ハムスターは妊娠期間が短いうえに多産なので、どんどん数を増やせます。
逆に象などの体の大きい動物は、妊娠期間も短く、一度に一頭しか産めません。



子孫を繁栄させるための戦略として、寿命は短いけれど多産でたくさん増えるということです!
ハムスターの寿命の長さを受け入れて、一緒に過ごせる時間を大切にしましょう。
ハムスターの1日=人間の1週間
ハムスターの心拍数や呼吸数は、人間の約6倍で、人間の6倍の速さで生きています。
つまり、ハムスターの1日は人間でいう1週間ということ。
病気に気付かず1日放置してしまうと、人間でいうと1週間放置したことになってしまいます。
病気の進行もそれだけ速いため、異変があった場合は迅速な対応が大切です。



ハムスターの1日は貴重だということを、肝に銘じておきましょう!
ハムスターの平均寿命は?
ハムスターの平均寿命はおよそ2~3年です。
もっと長生きをする個体もいれば、適切な飼い方をしていても寿命が短いこともあります。
犬や猫などのほかの動物と比べると寿命は短いですが、誕生してから大人になり、高齢になっていくというライフサイクルは、ほかの動物たちと一緒です。



ハムスターと人間の年齢をざっくり換算するとこんな感じです!
ハムスターの年齢 | 人間の年齢(目安) |
---|---|
1か月 | 7歳 |
2か月 | 15歳 |
3か月 | 18歳 |
6か月 | 25歳 |
1歳 | 30歳 |
2歳 | 60歳 |
3歳 | 90歳 |
2歳になればもう立派なおじいちゃん・おばあちゃんで、高齢なハムスター。
成長スピードが速いからこそ、密度が濃い飼い方ができますし、ハムスターを飼う喜びは他の動物たちと変わりません。



1日1日を大切に過ごしてあげましょう!
寿命のギネス記録は4歳6か月
ハムスターの寿命のギネス記録は4歳6か月。
ハムスターは人間の30倍の速さで年を取っていくといわれているため、4年半も生きたらすごいことですよね。
ハムスターの寿命を伸ばすための工夫
ここでは、ハムスターの寿命を伸ばすための工夫をご紹介します。
ハムスターの寿命を全うさせてあげるためには、飼い主さんの協力が必要不可欠です。



ハムスターの寿命を伸ばすために、飼い主さんが出来ることをご紹介していきますね!
多頭飼育せず1匹ずつ飼う
ハムスターは多頭飼育せず、1匹ずつ飼いましょう。
ペットショップなどで複数のハムスターが一緒に過ごしているのは、まだ子供のハムスターで、なわばり意識が芽生えていないから。
ハムスターは大きくなるとなわばり意識を持ち、同じケージ内に他のハムスターがいるのはストレスを感じます。



同じケージ内で複数飼育していると喧嘩が起こり、最悪の場合は命を落としてしまいます。
1匹だけだと寂しいと思うことはありません。
複数のハムスターを同じケージで飼うことは、ハムスターにとってストレスだと肝に銘じましょう。
ロボロフスキーハムスターだけは例外で『相性が良ければ』多頭飼育が可能です。
しかし、相性が悪い場合や子供の頃から一緒にいない場合は喧嘩をしてしまう可能性があるので、1匹ずつ飼うようにしましょう。
快適に過ごせる環境を用意する
ハムスターが快適に過ごせる環境を用意してあげましょう。
必要な飼育用品をきちんと揃え、こまめな掃除やお世話をし、ハムスターがストレスを感じないで過ごせると長生きできます。
例えば、必要な飼育用品が置けないくらい狭いケージだと、ハムスターにとって快適な環境とは言えませんよね。
ハムスターが快適に過ごすための環境を、飼い主さんがしっかりと準備しましょう。



必要な飼育用品やおすすめグッズに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。


飼い主が食事管理をきちんと行う
ハムスターが長生きするためには、飼い主さんが食事管理をきちんと行うことが大切です。



特に肥満は万病の元なので、食べさせ過ぎには注意しましょう!
ハムスターは食べ物を与えると、食べたいだけ食べてしまうので、あっという間に太ってしまいます。
しっかり飼い主さんが分量を量り、食事管理してあげましょう。



特におやつのあげ過ぎには注意が必要です!
ハムスターの食生活に関しては、こちらの記事で詳しくまとめています。


信頼できる動物病院を見つける
ハムスターの病気の進行はとても早く、具合が悪くなってから病院を探しても手遅れになります。
ハムスターが健康なうちから、信頼できる動物病院を探しましょう。
動物病院を選ぶポイントは以下の2つです。
- ハムスターの治療に詳しい獣医師がいる
- 家の近くで通いやすい病院
体の小さいハムスターの診断や治療には、専門的な知識や技術が必要です。
動物病院でハムスターの診察や治療が行えるかどうか、電話で確認してみましょう。



ハムスターの扱いに慣れた、経験豊富な獣医師さんがいると安心ですね!
また、ストレスに弱いハムスターにとって、動物病院までの移動時間も負担になります。
移動時のストレスで体調が悪化することも考えられるので、できる限り家から近い動物病院がおすすめです。



自宅から30分以内で動物病院へ行けるといいですね!
動物病院が遠くにしかなければ、事前に交通手段を確認しておき、スムーズに病院へ連れていけるようにしましょう。
まとめ:ハムスターの寿命は短い、だからこそ毎日を大切に過ごそう
今回はハムスターの寿命についてお話しました。
ハムスターの寿命は、犬や猫などのほかの動物たちと比べると確かに短いです。
寿命は短いかもしれないけれど、立派な1つの命であることは他の動物たちと何も変わりません。



だからこそ、毎日を大切に過ごし、後悔がないように接してあげて下さい!
どうも、わぷでした!






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