今回はハムスターのケージ掃除のやり方をご紹介します。

ハムスターのケージ掃除で気を付けることはある?

床材の交換はどのくらいの頻度がいい?
という疑問に、ゴールデン・ジャンガリアン・ロボロフスキーの3種類、計5匹のハムスターをお世話する私がお答えします!
本記事では「ハムスターケージの毎日のお掃除、月に1回程度の大掃除のやり方、ケージ掃除のよくある質問」をご紹介。
ケージ内の掃除をしっかりと行い、清潔な環境を用意することは、ハムスターの健康に欠かせません。

ハムちゃんの健康のために、こまめにケージ掃除を行いましょう!
ハムスターの毎日のケージ掃除のやり方
ハムスターの毎日のケージ掃除のやり方をまとめました。
- 汚れたトイレ砂と床材の交換
- 食べ残した野菜を捨てる
- 野菜用の餌皿と給水器を洗う
- うんちやおしっこの状態を確認する
トイレ砂・汚れた床材の交換
ハムスターのおしっこで濡れて汚れたトイレ砂や汚れた床材を、スプーンやスコップで取り除きましょう。

毎日全部を交換する必要はなく、汚れた部分だけでOKです!
トイレを覚えている途中の子は、汚れた部分をすべて交換せず、少し残しておくとトイレを覚えやすいです。
トイレ砂の交換時に、ハムスターのおしっこに異常がないかチェックします。
血尿や、おしっこの量がいつもより多い、少ないといった異常が見つかったら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
食べ残した野菜を捨てる
水分が多い野菜は傷みやすいので、次の日まで残っていたら捨てましょう。
餌場だけでなく、ハムスターが持ち帰って巣箱の中やケージの隅っこに隠してる場合もあるので、しっかりチェックすることが大切です。

夏場や梅雨時は傷みやすいので、早めの交換を心掛けましょう!
ペレットは傷みにくいので残しても大丈夫なので、大掃除の際に捨てれば問題ありません。
野菜用の餌皿と給水器を洗う
野菜用の餌皿と、給水器は毎日洗います。
ペレット用のお皿は汚れにくいので毎日洗う必要はありませんが、野菜は傷みやすいので毎日洗いましょう。
給水器は毎日の水の交換時に、中で水をすすげば大丈夫です。
水垢などで汚れがひどい場合は、定期的に哺乳瓶用の消毒液でつけおき洗いすれば綺麗になります。
うんちやおしっこの状態を確認する
毎日の掃除は、ハムスターのうんちやおしっこの状態を確認し、健康チェックをしましょう。

ハムスターが体調を崩したとき、排泄物に異常があることが多いです。
健康なおしっこは薄い黄色で、健康なうんちは乾燥して固めで縦長の形をしています。
血尿や、やわらかい水っぽいうんちをしている場合、ハムスターが何らかの病気にかかっている可能性が高いので、すぐ動物病院へ連れて行きましょう。
ハムスターケージの大掃除のやり方
毎日こまめに掃除していても、ケージ内は段々と汚れが溜まっていきます。

定期的に大掃除をして、ケージ内を清潔に保ちましょう!
大掃除は自分のにおいが消えてしまうため、ハムスターにとってストレスになります。
できるだけハムスターにストレスをかけないよう、大掃除のコツをまとめたので、ご紹介していきますね。
ケージの大掃除に関して、私が行っている手順をご紹介します。
大掃除のときは、ハムスターはキャリーケースなどの別の場所へ移動させます。
中々巣箱から出てきてくれない場合、おやつなどで呼び出してもOK。
私はこちらのキャリーケースをいつも使っています。
ハムスターをケージから出したら、ケージ内の飼育用品をすべて出し、床材を取り出します。
このとき床材をすべて捨てるのではなく、比較的綺麗な床材を1/4~1/3ほど別の袋に入れて残しておきましょう。

ハムちゃんのにおいを残し、安心してもらうためです!
床材を取り出すときに、小さいほうきとちりとりがあると便利です。

床材をすべて取り出したら、ケージ内と飼育用品を綺麗にします。
持ち運びできる程度の重さのケージなら、飼育用品と一緒にお風呂場で水洗いすると簡単です。
持ち運びが簡単にできないガラス製のケージの場合は、ペット用の除菌シートや除菌スプレーを使って綺麗にしましょう。

熱いお湯で濡らしたタオルで拭くのもOKです!
綺麗にしたケージや飼育用品は、しっかり乾拭きして乾かしましょう。

水分が残っていると、床材が湿って雑菌が繁殖しやすいからです。
乾拭き時はマイクロファイバータオルがあると便利です。
乾拭きしてケージや飼育用品を乾かせたら、新しい床材を入れましょう。
このとき、先ほど別の袋で取っておいた古い床材を混ぜるのがポイントです。

ハムスターのにおいを残し、ハムちゃんが安心して過ごせるようにしましょう!
飼育用品を大掃除前の状態に戻します。
環境を変えすぎるとハムスターにとってストレスになるので、変える場合は少しずつ変えるようにしましょう。

大掃除中にハムちゃんが頑張って過ごせたご褒美に、おやつをあげるのもいいですね!
ケージの掃除に関するよくある質問【Q&A】
ケージの掃除に関する悩みを、よくある質問としてQ&A形式でまとめました。

ケージのお掃除に関して迷うことがあれば、参考にしてくださいね!
床材の交換頻度はどれくらいがいい?
床材の交換頻度は、『1か月に1度』くらいが目安です。

あくまでも目安なので、ハムちゃんの飼育環境に合わせて臨機応変に対応しましょう!
トイレをしっかり覚えて毎日のお掃除をこまめにしていれば、それほどケージ内は汚れないので、大掃除は月に一度程度で問題ありません。
トイレを覚えていなかったり、ハムスターの健康状態によっては、週に1度や2週間に1度の大掃除が必要になります。

我が家では、トイレを覚えたゴールデンとジャンガリアンは月に1回程度、多頭飼育のロボロフスキーは週に1度の頻度で交換しています!
木製の巣箱が汚れたらどうする?
おしっこなどで汚れた木製の巣箱は、新品に交換することをおすすめします。
なぜなら、木製の飼育用品は洗ってもすぐに乾かず、汚れも取れにくいからです。

また、ダニなどの寄生虫がわいたら木製の飼育用品はダニの温床になります。
汚れた木製の巣箱はすぐに交換できるよう、予備の巣箱を用意しておきましょう。
うんちはどうすればいい?
ハムスターの健康なうんちは、乾燥していてケージ内を汚しにくいので、基本的には放っておいても問題ありません。
そもそもうんちの量もかなり多いので、すべてを取り除くのは難しいです。

ただし、下痢をしていてうんちなどが水っぽくゆるい場合は例外!
ハムスターが体調を崩している場合は、まめにケージ内を掃除し、最近が繁殖しないようにしましょう。
まとめ:こまめなケージ内の掃除で清潔な環境を保とう!
今回は、ハムスターのケージの掃除のやり方をご紹介しました。
汚れたトイレ砂や床材は毎日取り換え、食べ残した野菜も捨てましょう。
大掃除は月に一度を目安に行い、ハムスターの環境や体調に合わせて、大掃除の頻度を調整してください。
不衛生な環境はハムスターの病気を引き起こすので、ケージ内を清潔に保つことはハムスターの健康維持に欠かせません。

飼い主さんがしっかりこまめにお掃除してあげましょう!
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