本記事は「メッシュWiFiとは、メッシュWiFiと中継器との違い、メッシュWiFiのメリットデメリット」について解説します。
どうも、ガジェット好きのかつを(@katsuwoyade)です。
スマホやタブレットにゲーム機やパソコン、さらには家電と最近ではWiFiが使えるデバイスが家中にあふれています。
家中のありとあらゆる機器をWiFiで接続すると、こんな現象が起こった経験はありませんか?
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なんか通信速度が遅いぞ…?
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それもそのはず。
WiFiルーター1台にいろんなデバイスをつないでしまうと、負荷が大きくなり通信速度が低下してしまうからです。
そんな通信速度の低下の悩みを解消してくれるのが、今回紹介する『メッシュWiFi』です。
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最近注目を集めている、従来のWiFiに変わる新しいネットワークなんですよ!
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『メッシュWiFiってそもそも何?』
『なぜ、メッシュWiFiが良いのか?』
という疑問を丁寧に解説していきますね。
という訳で、本記事は「なぜ、メッシュWi-Fiを選ぶ?中継器との違い・メリットデメリットを解説」について書いています。
メッシュWiFiとは?
メッシュWiFiとは「網目状に張り巡らされたWiFiネットワーク」のこと。
Googleでは以下のように記載されています。
メッシュ ネットワークとは
Google Wifi では、メッシュ ネットワークという仕組みを使用して Wi-Fi を提供しています。メッシュ ネットワークは、デバイスのグループが 1 つの Wi-Fi ネットワークとして動作する仕組みです。したがって、家庭には 1 台のルーターだけでなく、複数の Wi-Fi の配信元を配置できます。このような Wi-Fi の配信元を Wifi ポイントと呼びます。
Wi-Fi は 1 台のルーターからだけでなく、各 Wifi ポイントからも配信されるため、広範囲に強い電波を送信できます。Wifi ポイントの数が多いほど、家庭での Wi-Fi の受信可能範囲が広がります。
すべての Wifi ポイントは、相互に無線で接続されます(つまりイーサネット ケーブルを家中に張り巡らす必要はありません)。Wifi ポイントがお互いの電波を受信できる範囲にあれば、仲介役(ルーター)を通すことなく相互に通信できます。そのため、データをより高速かつ効率的に転送できます。
引用元:Google Wifi ヘルプ
元々は、空港や駅などで使える公衆用のWiFi向けに使われていましたが、最近では家庭用のWiFiルーターにも導入されるようになりました。
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従来のWiFiに代わる、新しいネットワークとして注目を集めています!
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最近ではパソコンやスマホのみならず、ロボット掃除機や洗濯機といった家電製品までWiFi対応されています。
WiFi対応製品が家のあちこちにあふれているからこそ、より効率の良いメッシュWiFiに注目が集まっているんですよ。
メッシュWiFiと従来のWiFiシステムの違いとは?
メッシュWiFiと従来型の最大の違いは、「サテライトを設置することで網目状のネットワークを形成できること」です。
従来型のWiFiシステムは、1台のWiFiルーターにさまざまなデバイスが繋がる形式が一般的でした。
WiFiルーターへの接続数が少ない場合は問題ないのですが、接続機器が増えるとWiFiルーターの負荷が高まり、通信速度の低下につながってしまいます。
また、ルーターが1台しかないので、部屋や場所によってはWiFiの繋がりが悪くて途切れてしまう…といった現象も起こり得ます。
一方、メッシュWiFiは『メッシュWiFiルーター』の他に『メッシュWiFiサテライト』と呼ばれる複数の親機のデバイスがあります。
『WiFiルーター』と『サテライト』が網目状(メッシュ)にネットワークを形成しているイメージです。
『メッシュWiFiルーター』も『メッシュWiFiサテライト』もすべて親機として機能するため、WiFi電波を分散することが可能なんですよ。
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従来のルーター1台にかかる負荷を、メッシュWiFiでは分散させた…という認識ですね!
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メッシュWiFiの優れている点は、メンテナンス性の良さもあります。
例えば、メッシュWiFiを使っていて、もしWiFi通信が弱いと感じる場所があれば、その場所に後から『メッシュWiFiサテライト』を設置すれば良いんです。
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後から追加も簡単にできるのがメッシュWiFiの優れた点ですね!
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[box class=”box29″ title=”メッシュWiFiと従来型の違い”]
[list class=”li-check”]
- メッシュWiFiは複数のデバイスに負荷を分散、従来型はルーター1台に負荷が集中
- メッシュWiFiは家中どこでも高速WiFi、従来型はWiFiが弱い箇所ができてしまう
- メッシュWiFiは初期設定も追加も簡単、従来型は設定が複雑[/list]
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メッシュWiFiと中継器の違いとは?
メッシュWiFiと中継器の違いは「サテライトが親機としての機能を持っていること」です。
中継器はあくまでもWiFiルーターと親機と子機の関係になります。(WiFiルーターが親機で、中継器が子機)
中継器にはWiFiルーターを介してアクセスするので、WiFiルーター本体の負荷は減らないということに注意が必要です。
もう1つメッシュWiFiと中継器には違いがあり、中継器の場合は「どのデバイスでWiFi接続するかを選択しなければならない」という点です。
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これが結構めんどくさいんですよね…
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メッシュWiFiなら自動的に最適な通信環境のルーターまたはサテライトにWiFiを切り替えてくれるのですが、中継器は自分で親機か子機かを選ぶ必要があります。
というのも、メッシュWiFiはサテライトが異なってもSSIDが同じで、中継器の場合は異なるからです。
SSIDとは
サービスセット識別子(サービスセットしきべつし、英: Service Set Identifier, SSID)とは、IEEE 802.11における無線LANの識別子である。端末機器は、通信可能な範囲にある全アクセスポイントからSSID付きのブロードキャストメッセージを受信し、事前の設定に基づいて接続するアクセスポイントを選ぶか、SSIDのリストを表示してユーザーに接続先を選択してもらう。
引用元:Wikipedia SSID
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メッシュWiFiと中継器は、似ているようで全く異なる性質を持っていますよ!
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[box class=”box28″ title=”メッシュWiFiと中継器の違い”]
[list class=”li-check”]
- メッシュWiFiはネットワークを自動選択、中継器はネットワークを手動選択
- メッシュWiFiは負荷が分散できるが、中継器は負荷がルーターに集中する
- メッシュWiFiはSSIDがすべて同じ、中継器は親機と子機でSSIDが異なる[/list]
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メッシュWiFiのメリット
メッシュWiFiのメリットは以下のとおり。
[box class=”box30″ title=”メッシュWiFiのメリット”]
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- たくさんのWiFi機器に接続しても速度が低下しない
- 部屋数が多くても通信が途切れにくい
- 寝室や浴室といったWiFiが入りにくい場所でも安定して通信可能[/list]
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メッシュWiFiは、家にWiFi対応デバイスが多ければ多いほど、従来型と比べたときにメリットがでてきます。
また、部屋が広く部屋数が多い場合もメッシュWiFiがおすすめです。
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特に、従来型だとなかなか安定してWiFiが通信できない浴室などでもWiFiを使いたい場合は、メッシュWiFiが断然おすすめ!
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メッシュWiFiのデメリット
一方で、メッシュWiFiは万能ではなく、以下のようなデメリットがあります。
[box class=”box33″ title=”メッシュWiFiのデメリット”]
[list class=”li-check”]
- 従来型に比べると速度が遅い
- 有線LANのポート数が少ない
- 従来型では可能な詳細な設定ができない
[/list]
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メッシュWiFiはその特性上、1台ずつのWiFiは従来型に比べると弱い傾向にあるんです。
そのため、接続台数が比較的少なく速度を重視したい方には、従来型のWiFiルーターが適しています。
また、メッシュWiFiは有線LANポートの数が従来型と比べると少ないです。
有線LANで接続するデバイスを多く持ち合わせている人にとっては、従来型のWiFiルーターの方が使いやすいです。
さらに、従来型では可能であった詳細な設定がメッシュWiFiではできないといったデメリットもあります。
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以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、自分に最適なWiFi環境はどれなのか?しっかり選択するようにしましょう!
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メッシュWiFiで快適な通信ライフを過ごそう
本記事は「なぜ、メッシュWi-Fiを選ぶ?中継器との違い・メリットデメリットを解説」について書きました。
メッシュWiFiは、従来型のWiFiルーターとは異なる、新しいネットワーク通信として注目を集めています。
メッシュWiFi、従来型、中継器、それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分に最適なWiFiルーターを選びましょう。
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WiFi対応デバイスを数多く持っている人なら、メッシュWiFiを選べば間違いないですよ!
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どうも、かつを(@katsuwoyade)でした。
>>【2019年】メッシュWiFiルーターのおすすめ徹底比較【Google VELOP Orbi TP-Link バッファロー】
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