野球のポジション・守備位置の特徴を15年以上の野球経験者が解説

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『野球のポジション・守備位置について詳しく知りたい』

『野球のポジション・守備位置の番号、漢字、英語ってどうなっているんだっけ?』

というお悩みをお持ちの方へ。

本記事を読む事で、野球のポジションに関する悩みを解決出来るようになりますよ。

なぜなら、小学校から現在まで野球を15年以上楽しんでいる私が、野球に詳しくない方にも分かるように、徹底的に分かりやすく各ポジションに関する特徴・役割をまとめたからです!

本記事では「野球の各ポジション・守備位置の特徴・役割、番号・英語・漢字表記、各ポジションの守備力の重要性」についてまとめています。

各ポジションの特徴・役割を理解すれば、今までよりもっと野球を楽しむ事が出来るようになりますよ!

それでは、どうぞご覧下さい。

目次

野球のポジション・守備位置の特徴・役割

野球の各ポジションの位置は下記画像の通りです。

(野球のポジションを一目見て分かる画像で表す)

ピッチャー、キャッチャーの事を「バッテリー」と言います。

ファースト、セカンド、サード、ショートをまとめて「内野」、レフト、センター、ライトをまとめて「外野」と言います。

また、キャッチャー、ピッチャー、セカンド、ショート、センターの事をまとめて「センターライン」と呼ぶことも覚えておくと良いですよ。

センターラインは、9人のうち真ん中(センター)に集まっているポジションのことですよ!野球で特に守備力が重要視されるポジションなんです!

ピッチャー

ピッチャーの特徴・役割

ピッチャーは間違いなく野球の花形。

ダイヤモンドの中央にあるピッチャーマウンドから、キャッチャーに向かってボールを投げ込み、打者と直接対戦する唯一無二の存在。

ピッチャーの能力、調子によって試合の勝敗が決まる事が多く、調子が良いピッチャーはまさしく試合を「支配」することが出来ます。

そんなピッチャーの主な特徴・役割は以下の通り。

・野球の勝敗の7割はピッチャーで決まると言われるほど、重要なポジション
・野球のポジションで1番運動量が多くて大変
・守備面ではピッチャー返しを処理する反応の速さと、バント処理でのフィールディングの良さが求められる

ピッチャーの特徴・役割や求められる能力についてもっと詳しく知りたい方は、
>>野球のポジション・守備位置におけるピッチャーの特徴・役割(作成中)
という記事でもっと詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

キャッチャー

キャッチャーは、プロテクター・マスクと呼ばれる防具を身に付け、投手の投球を受ける野手の中では異質な存在。

試合におけるキャッチャーの重要度は高く、「投手の投げる球種やコースを決める」「相手チームの選手の状況を判断する」「サインプレーの司令塔」等といった多くの役割を担います。

そんなキャッチャーの主な特徴・役割は以下の通りです。

・守備の要・チームの司令塔と言われ、頭も体も使う負荷の大きいポジション
・ピッチャーの球種・コースを決めたり、守備時のサインプレーを決めたりする
・常に周りを見渡せる観察力と、相手の嫌がる事を徹底的にやり抜く意地悪さが求められる

ここでは書ききれない、キャッチャーに求められる能力や、向いている性格などについては
>>野球のポジション・守備位置におけるキャッチャーの特徴・役割(作成中)
という記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

ファースト

ファーストは、一般的には打力のある選手が守る事が多く、守備力がそれほど求められないというイメージがあると思います。

しかし、実際には内野の中で最もボールに触れる機会が多く、特に求められるのが「捕球力」です。

草野球では、ファーストにある程度上手い人を置いておかないと、エラーだらけで試合が進まなくなっちゃいます。

ただし、守備範囲の広さはそれほど求められにくいポジションなので、足が速くない人でも十分に守る事が出来るポジションです。

そんなファーストの主な特徴・役割は以下の通りです。

・ピッチャーキャッチャー以外では1番ボールに触れる機会が多いポジション
・プロ野球では打撃特化の選手が多く、外国人選手が守る機会が多い
・一見守備は楽そうなイメージを持たれがちなポジションだが、実は守備力が重要で、特に捕球力が求められる

 ファーストに必要な能力や、もっと詳しい役割等については、
>>野球のポジション・守備位置におけるファーストの特徴・役割(作成中)
という記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

セカンド

セカンドは、ショートと同様に内野の要であり、守備力が求められるポジションです。

連携プレーに絡む事が多く、サード、ショートゴロでのダブルプレーでの連携や、盗塁時の二塁のカバー、バント処理時の1塁カバー等、本当に担う役割も多く忙しいポジション。

セカンドゴロを捌く場合は、一塁との距離がサード、ショートに比べると近いため、肩の強さはそれほど求められません。

最も求められるのは、守備範囲の広さと、捕球力(球際)の強さです。

セカンドの主な特徴・役割は以下の通りです。

・ショートに次ぐ内野の要と言われ、守備力が重要なポジション
・一塁への距離が近いため、ショートと比べると下がって守る事が多い
・一塁への距離が近いため、肩の強さはそれほど求められないが、併殺プレーを完成させるためには肩が強い方が良い
・球際への強さ、守備範囲の広さが特に求められる

そんなセカンドに求められる能力や、向いている選手のタイプ等といったもっと詳しい情報は、
>>野球のポジション・守備位置におけるセカンドの特徴・役割(作成中)
という記事でまとめていますので、気になった方はぜひ参考にしてみて下さい。

サード

サードは「ホットコーナー」と呼ばれ、右打者が放った痛烈・強烈な打球が飛んでくることが多いポジション。

打球が速いため、打球を体で食い止めさえ出来れば、一塁への送球は間に合うことが多く、体を張って打球を止める姿はサードの醍醐味ですよね。(守ってる側としては打球速過ぎてめちゃくちゃ怖いです。笑)

サードは逆シングルで捕球した場合、一塁への距離が比較的遠いため、肩の強さが求められます。また、バント処理ではダッシュ力も重要ですね。

サードの主な特徴。役割は以下の通り。

・ホットコーナーと呼ばれ、痛烈な打球が飛んでくる機会が多い
・サインプレーに関わる機会が少なく、実は内野で1番忙しくないポジション
・ただし打球はめっちゃ早くてとにかく怖い
・早い打球への反応速度と、逆シングルで対角に正確な送球ができる肩の強さが求められる

そんな男気溢れるサードに求められる能力、詳しい役割については、
>>野球のポジション・守備位置におけるサードの特徴・役割(作成中)
という記事でもっともっと詳しく紹介していますので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。

ショート

ショートは内野の中では最も華のあるポジションです。

その分、求められる守備力も高い物があります。

一塁への距離が遠いため肩の強さも必要ですし、守備範囲の広さも求められます。

捕球してからもたついてしまうと一塁がセーフになってしまうので、捕球してから送球に至るまでの動作の速さも必要ですし、送球の正確さも重要。

また、連携プレーに絡む事も多く、セカンド・ファーストとのダブルプレーや、外野との中継プレー、盗塁時のセカンドベースのカバー等、本当にたくさんの役割を担う、とっても忙しいポジションです。

ショートの主な特徴・役割は以下の通りです。

・内野の花形と呼ばれ、打球を処理する機会が多く守備力が求められるあるポジション
・サインプレーに関わる機会も多く、内野で1番忙しいポジション
・肩の強さ、捕球から送球までの早さ、守備範囲の広さと、総合的な守備力が求められる

そんな守備の華とも呼ばれるショートに向いている能力や、まだまだ紹介しきれていない役割については、
>>野球のポジション・守備位置におけるショートの特徴・役割(作成中)
という記事で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。

レフト

レフトは、一般的には守備力がそれほど求めれれないイメージがあると思います。

もちろん守備力があるに越した事はないですが、外野の中では比較的求められにくいポジションです。

しかし、草野球ではレフトにやたらと打球が集まる事が多いので、守備力のある人を置くべきなので、ご注意を。

草野球って右打者が多くて、みんな引っ張りたがるからレフトによく打球が集まるんですよね…笑

レフトの主な特徴・役割は以下の通り。

・左打者のライン際の切れる打球が難しい
・三塁への距離が近いので、肩の強さはそれほど求められない
・外野の中では比較的守備力が求められにくいポジション(草野球ではよく打球が飛んでくるので守備力必須)

レフトに求められる能力、向いている選手の特性等の詳しい情報については、
>>野球のポジション・守備位置におけるレフトの特徴・役割(作成中)
という記事で解説していますので、気になる方はぜひ読んでみて下さいね。

センター

センターは外野で最も華があるポジション。

打球が飛んでくる機会も多いですし、外野のあらゆる打球を処理する必要があるため、守備範囲の広さが求められます。

レフトやライトに比べると、素直な打球が飛んでくることが多いため、打球判断は比較的やりやすいポジションです。

ただし、センター真正面に綺麗に飛んでくるライナー性の打球の打球判断はめっちゃ難しいです!ボールは揺れるし、前出たらいいのか後ろに下がったらいいのか、瞬時に判断するのが大変!

センターの主な特徴・役割は以下の通りです。

・外野の中では素直な打球が多く、比較的打球判断が付きやすいポジション
・ただし、正面のライナーの打球判断は激ムズ
・外野の中では最も守備範囲の広さが求められる

そんなセンターに求められる能力や適性について、もっと詳しく書いた内容は
>>野球のポジション・守備位置におけるセンターの特徴・役割(作成中)
という記事でまとめています。お時間ある時にぜひ読んでみて下さい。

ライト

ライトは、肩の強さ、送球の正確さが求められるポジションです。

特に見せ場なのが、ランナー1塁でライト前ヒットを打たれた場面、1塁ランナーはすかさず2塁から3塁への進塁を試みます。

そこでライトから矢のような送球が3塁に届き、ランナーをアウトに出来れば、一気にチャンスの芽をつぶす事が出来るので、ライト最大の見せ場ですよね。

肩が強いライトという印象があれば、それだけでランナーの抑止力に繋がるので、肩の強さと送球の正確さは本当に重要です。

ライトの主な特徴・役割は以下の通り。

・センターに次いで守備力が求められるポジション
・ランナー1塁でのライト前ヒットからの三塁へのダイレクト送球が最大の見せ場
・三塁への正確な送球が必要な場面が多く、肩の強さとともに送球の正確さが求められる

ここでは書ききれない、ライトに求められる能力や、ライトを守った事がある人にしか分からない経験談については、
>>野球のポジション・守備位置におけるライトの特徴・役割(作成中)
という記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

DH(指名打者)

野球にはDH(指名打者)という制度があります。

DH(指名打者)とは、守備にはつかず、打撃を専門に行う選手のことで、投手の代わりに打席に立ちます。

プロ野球ではパリーグで導入されています。

DH(指名打者)の特徴は以下の通り。

  • 守る必要が無いため、守備力は一切求められない
  • 打力が最も求められる。走力もあるとなお良し。

DH(指名打者)については、
>>【野球】DH(指名打者)とは?知っていると野球がもっと楽しくなる!
という記事で詳しくまとめていますので、DH(指名打者)についてもっと知りたい!という方はぜひご覧ください。

野球のポジション・守備位置の番号と英語・漢字表記

野球の各ポジション・守備位置における番号、漢字表記、英語表記は以下の通りです。

ポジション

番号

漢字

英語

ピッチャー

1

投手

Pitcher

キャッチャー

2

捕手

Catcher

ファースト

3

一塁手

First Baseman

セカンド

4

二塁手

Second Baseman

サード

5

三塁手

Third Baseman

ショート

6

遊撃手

Shortstop

レフト

7

左翼手

Left Fielder

センター

8

中堅手

Center Fielder

ライト

9

右翼手

Right Fielder

各ポジションの名前と番号、漢字表記と英語表記を覚えておくと、色々な場面で役立ちますよ!

野球のポジション・守備位置における守備力の重要性

野球のポジション・守備位置において、求められる守備力は異なります。

プロ野球では、選手の総合的な能力を評価する「WAR」という指標があります。

「WAR」という指標については、
>>【野球指標】WARとは?全ての選手の総合的な貢献度を数値で評価!
という記事で詳しくまとめています。

「WAR」という指標では、守備力も評価されています。

その際に、各ポジションの負担の違いを考慮して、補正値が与えられています。

各ポジションの補正値は以下の通り。

捕手: +10.0得点
遊撃手: +7.5得点
二塁手: +3.0得点
三塁手: +2.5得点
中堅手: +2.5得点
左翼手: -7.5得点
右翼手: -7.5得点
一塁手: -10.0得点
指名打者: -15.0得点

引用元:Wikipedia WAR(野球)

この値が大きい順に、守備力が重要なんやと言うことになります!

やはりセンターライン(キャッチャー、セカンド、ショート、センター)に求められる守備力の重要度は高くなっている事が分かりますね。

この結果から、やっぱりショートは内野の中で最重要ポジションという事が判明しました!

結論:野球のポジション・守備位置の特徴・役割を知ると野球がもっと楽しくなる

本記事では「野球の各ポジション・守備位置の特徴・役割、番号・英語・漢字表記、各ポジションの守備力の重要性」について解説しました。

野球では各ポジションに求められる能力も役割も、ポジションごとで全然違ってきます。

その違いや特性を理解した上で野球を見ると、今よりももっと野球を見るのが楽しくなりますよ。

以上、「野球のポジション・守備位置の特徴を野球経験10年以上の僕が徹底解説」という記事でした。

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