今回の記事では、プランクの正しいフォームと、ありがちな間違ったフォームをご紹介します。
プランクのトレーニングを始めてみたけれど、本当に正しいフォームで出来ているのか、不安を感じる方も多いと思います。
また、間違ったフォームでトレーニングすることは、トレーニング本来の効果を引き出せないばかりか、予期せぬ箇所に負荷を掛けてしまい、怪我に繋がる危険性もあります。
本記事では、プランクの正しいフォームと、ついついやりがちな間違ったフォームの事例をご紹介します。
正しいフォームで出来ているか不安な方は、本記事で画像付きで分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
プランクの正しいフォーム
プランクの正しいフォームは、体が一直線のラインとなるよう意識することです。
大切なポイントは、
- 頭からかかとまでのラインが真っ直ぐ
- 膝は曲げない
- 腰は反らせない
- あごは引く
- この状態を出来る限りキープし続ける
です。
まずは自分が正しいフォームでプランク出来ているかどうか、写真や動画で撮影してみることをおすすめします。
間違ったフォームでプランクをした場合、当然効果は薄まってしまうばかりか、体に思わぬ負荷を掛けてしまい、腰や肩などを傷めてしまう可能性もあります。
必ず、正しいフォームで出来ているかを確認するようにしましょう。
正しいフォームで正しく負荷を掛ける事が、最も効果的なトレーニング!
慣れてくるとやりがちな間違ったプランクのフォーム
ここでは、プランクに慣れてくるとついついやりがちな間違ったフォームをご紹介します。
慣れてきたからこそ、今一度自分のフォームを見直してみましょう。
①:腰・骨盤の位置が下がっている
まずありがちなのが、腹筋がきつくなり、腰、骨盤の位置が下がってしまうことです。
腰、骨盤の位置が下がると、プランク本来の効果が得られないばかりか、腰や背中を痛める危険性があります。
特に、腹筋や腕の筋肉の疲れが溜まってきた後半に、腰や骨盤が下がりやすくなってしまうので、注意が必要です。
腰や骨盤が下がると、腰を痛めがちなので注意です!
②:おしりの位置が高すぎる
今度は逆に、お尻の位置が高すぎることもありがちです。
腰を落とさないよう意識しすぎるとなってしまいます。
また、腰が高いとプランクの姿勢を維持するのが明らかに楽になります。
疲れてくるとついつい楽をしたくなり、腰が高くなってしまいがちなので、正しいフォームでプランク出来るよう意識しましょう。
お尻の位置が高すぎると、負荷が掛からないので、効果的ではありません!
③:肩と肘の位置がずれている
肩と肘の位置がずれているのも、プランクの間違ったフォームとしてありがちです。
正しいフォームは、肩の真下に肘がくるようにすること。
肩と肘の位置がずれると、肩や腕に余計な負荷がかかってしまうため、先に腕が疲れるようになるばかりか、肩周りを痛める危険性があります。
プランクをしていて、どうも先に腕が疲れるな…という方は、一度フォームを見直してみましょう。
プランクやってて腕がやたら疲れる…って方は、フォームを見直してみましょう!
④:背中が丸まっている
背中が丸まってしまうのは、意識しないとついついなりがちなので、気をつけたい間違いです。
僕自身もついつい背中が丸まってしまいがちです。
プランクを無理に長い時間しようとすると、姿勢を維持するために背中が丸くなってしまいがちになります。
背中が丸まると、本来の負荷が掛からず、腹筋等の体幹が効率的に鍛えられなくなってしまいます。
まずは長時間やることよりも、短い時間でも正しいフォームでプランクをやるよう、意識して取り組みましょう。
背中が丸くなるのは、本当になりがち…常にフォームを意識することが大切です!
⑤:両手を握った状態でプランクしている
両手を握ったフォームでプランクするのも、ついついやりがちです。
絶対ダメ!とは言いにくいですが、両手を握ると少しばかり楽になるのも事実。
プランクの負荷を最大限に高めたい場合は、両手は握らず前へ真っ直ぐ腕を伸ばすイメージでプランクするようにしましょう。
両腕は真っ直ぐ前に伸ばしておきましょう!
プランクで腕が疲れる・肩が疲れる場合はフォームを一度見直しましょう
プランクに限った話ではありませんが、何かしら負荷を掛けてトレーニングする場合に最も大切なのは、正しいフォームで負荷を掛けることです。
やたらと「腕が疲れる…」「肩が疲れる…」という場合は、正しいフォームで出来ていない可能性が高いです。
特にプランクすることに慣れてくると、ついついフォームの見直しはしなかったりします。
間違ったフォームで負荷を掛けることは、効果が薄まるばかりか、予期せぬ場所に負荷を掛ける危険性もあります。
今一度、正しいフォームで負荷を掛けられているか、確認するようにしましょう。
フォームの確認は、写真や動画で撮影する事が最も簡単で、確実です。
慣れてきた人こそ、もう一度初心に立ち返り、フォームの確認をしてみることをおすすめします。
慣れがで始めた頃が逆に危険!しっかりフォームを再確認しましょう!
よりきついけれど効果的なプランクのやり方
辛くてきついプランクですが、効果的なやり方があります。
プランクはかなりきついので、ついつい息を止めてしまいがち。
呼吸を止めてしまうと、酸欠のリスクを背負うことになるばかりか、心臓や血管に無理な負担をかけることになります。
トレーニング中は、しっかりと呼吸も意識して取り組みましょう。
また、使っている筋肉を意識するというのもとても大切です。
よくジムに鏡があるのはなぜだか分かりますか?
正しいフォームの確認はもちろんですが、使っている筋肉を視覚的に見ることで、より効果が高まるんです。
使っている筋肉を意識しながらやるか、意識しないでやるか。
僅かな違いですが、積み重ねれば、大きな違いになっていきます。
ぜひ、トレーニングは使う筋肉を意識しながら、取り組むようにしましょう。
呼吸と、使っている筋肉を意識するだけで全然違うよ!
結論:プランクの効果的なやり方は正しいフォームを心掛けること
今回の記事では、プランクの正しいフォームと、ありがちな間違ったフォームをご紹介しました。
プランクは地味ですがかなりきつい体幹トレーニングですので、ついつい楽なフォームになってしまいがちです。
しかし、間違ったフォームは、プランク本来の効果を薄めるばかりか、肩や腰に思わぬ負荷を掛けてしまう危険性もあるので、今一度、自身のフォームを再確認してみることをおすすめします。
正しいフォームで正しい負荷を掛ける事が、最も効率的なトレーニングです!
しんどいとついつい楽しちゃいがちですが、今一度正しいフォームを意識するようにしましょう!
プランクをする時は、マットがあると便利です!
それでは、今回は以上になります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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