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OPSの計算方法!簡単な計算で得点相関性が高い優秀な指標!

今回の記事では、OPS(オーピーエス、オプス)の計算方法をご紹介します。

OPSとは、打者の能力を判断するための指標の1つです。

打者の能力を判断する指標には、様々な指標があります。

しかし、計算式が複雑で、分かりにくい指標も多いですよね。

OPSは、シンプルな計算方法でありながら、有用な意味を持つ指標なので、初心者の方でも理解しやすい指標になっています。

今回は、初心者の方にも理解しやすい、OPSの計算方法をご紹介しますね。

OPSという指標を理解する事で、野球の楽しみが1つ増えること間違いなしですよ。

OPSの計算方法

OPSの計算式を表した画像

OPSの計算方法は以下の通りです。

OPS=出塁率+長打率

出塁率と長打率に関しては、以下の記事でまとめています。

打率信仰はもう古い!?出塁率の計算方法をご紹介!のアイキャッチ画像出塁率の計算方法!エラーで出塁率は下がるのか?の疑問を解決! 長打率の計算方法をご紹介!長打を打つ確率ではありません!のアイキャッチ画像長打率の目安は?プロ野球の平均値と計算方法!【1超えはありえない】

計算式自体はとてもシンプルですね。

この計算の簡単さが、OPSという指標が普及し始めている大きな理由の1つなんです。

出塁率は百分率ですが、長打率は百分率ではなく、1を超えることもあります。

そのため、OPSも百分率ではなく、その上限は5になっています。

OPSの計算:得点との相関性が高い

打率とOPSの得点相関係数の数字を表した画像

OPSという指標の最大の特徴は、

得点との相関性が高いことです。

得点との相関性を表すのが、得点相関係数(各指標の得点への影響度:1に近いほど得点への影響度が高い)です。

NPBでは、

打率の得点相関係数が約0.77

なのに対して、

OPSの得点相関係数は約0.94

と、かなり得点への相関性が高いことが分かります!

計算方法は出塁率と長打率を足しただけというシンプルさなのに、この得点への相関性の高さが、OPSという指標の最大の特徴なんです。

OPSの評価基準

OPSの考案者であるビル・ジェームズは、OPSを用いて、打者を下記のようにランク付け出来ると考案しています。

ランク評価OPS
A素晴らしい0.900以上
B非常に良い0.8334〜0.8999
C良い0.7667〜0.8333
D0.7000〜0.7666
E平均以下0.6334〜0.6999
F悪い0.5667〜0.6333
G非常に悪い0.5666以下

もちろん、その年のリーグの平均OPSにより、評価に多少の差は生まれます。

一般的には、OPSが0.800を越えていれば、間違いなく優秀な部類に入ると覚えておきましょう。

逆に、OPSが0.7以下では、平均以下の場合が多いです。

OPSの計算に走塁能力は加味されない

このように、OPSは簡単に計算できる上に得点への相関性が高い優秀な指標であることが分かりました。

しかし、OPSがあれば全て解決という訳ではなく、欠点もあります。

それが、

打者の走塁能力が加味されない

という点です。

単打を打って、二塁への盗塁を決めた場合、OPSは1.000

二塁打を打った打者のOPSは2.000

になります。しかし、結果としてはその打者の能力で二塁まで進塁した事に変わりはありません。

このようにOPSは、盗塁等の打者の走塁能力は計算に入っていないことが、欠点の1つです。

OPSの計算はスラッガータイプが有利

また、出塁率と長打率を足すという計算の都合上、出塁率と長打率の価値が同じになっています。

そのため、

単打が多いが走塁能力が高いリードオフマンタイプの打者

よりも、

走塁能力は無いが長打が多いスラッガータイプの打者

の方が評価されやすい指標、ということになります。

後で記載するOPS ランキングを見ると、俊足好打が特徴の選手よりも、一発長打がある選手の方がより多くランクインしてることが分かります。

OPSの計算だけでは、打者のタイプまでは判別できない

また、OPSという指標だけでは、打者がリードオフマンタイプなのか、スラッガータイプなのか判別は出来ません。

例えば、OPSが同じ0.800だとしても、

出塁率0.400 長打率0.400

出塁率0.300 長打率0.500

では、打者のタイプが全然違います。

そのため、OPSだけで打者の能力を判断することは難しいです。

出塁率と長打率を併せて見ることで、打者の能力が見えてくるようになりますよ。

過去10年の各リーグ平均OPSの計算

過去10年間のセ・リーグ、パ・リーグの平均OPSは以下の通りです。

年度セ・リーグパ・リーグ
20080.7150.732
20090.7030.740
20100.7400.739
20110.6420.656
20120.6480.658
20130.6990.708
20140.7200.707
20150.6720.703
20160.6980.706
20170.6960.708

リーグ平均OPSほ年により少しばらつきがありまく。

リーグ平均のOPSを見ることで、その年が打高なのか打低なのか分かります。

ばらつきはありますが、概ね0.700が平均という所でしょうか。

そのため、OPSが0.700以上あれば、リーグの平均的な打者よりも優秀だという1つの目安になります。

ぜひ、この数字を参考に、色んな選手のOPSを眺めて見て下さい。

チームOPSと得点数の関係

過去5年分のチームOPSと、得点数の相関関係を見ていきます。

かつを

驚くような相関関係が見れましたよ!

過去5年分のチームOPSと得点データ

過去5年間のセリーグのチームOPSと、得点数の関係は以下の通りです。

チーム年度チームOPS得点
広島20180.780718
 20170.769736
 20160.765684
 20150.681506
 20140.757649
ヤクルト20180.751645
 20170.644473
 20160.709594
 20150.699574
 20140.752667
巨人20180.726616
 20170.691536
 20160.694519
 20150.667489
 20140.712596
DeNA20180.724563
 20170.702597
 20160.694572
 20150.679508
 20140.700568
中日20180.706596
 20170.666487
 20160.662500
 20150.657473
 20140.689570
阪神20180.697563
 20170.698589
 20160.662506
 20150.661465
 20140.710599

ホーム球場によってチームOPSの数値が高くなりやすい、高くなりにくいの差はありますが、ここ数年の広島のチームOPSと得点の高さがずば抜けています。

かつを

ここ数年の広島の得点力の高さよ…そら強いわ

相関係数は驚異の0.96

チームOPSと、チーム得点数の関係をグラフに表してみましょう。

チームOPSと得点との関係性の説明画像

チームOPSと得点との関係性

チームOPSが高いほど、チームの得点数が多くなる傾向にある事がわかります。

チームOPSと得点との相関係数を計算すると、驚異の0.96という相関性の高さでした。

相関係数:ある2つの数値の関係性の高さを数値で表したもの。1に近いほど関係性が高い。

チームのOPSが高いほど、チームの得点数は高くなる。

最近、各選手のOPSを重要視しているのは、このようなデータに基づいた裏付けがあるからです。

かつを

OPSの得点への相関係数の高さは改めて凄いな…!

結論:OPSの計算方法は出塁率と長打率を足すだけ

今回は、OPSの計算方法をご紹介しました。

計算方法自体は、出塁率と長打率を足すという、とてもシンプルな物です。

OPSは、そのシンプルな計算式でありながら、高い得点相関性を持つ、打者の能力を判断する上で、とても優秀な指標の1つです。

その得点相関性の高さから、セイバーメトリクスの観点でも注目されています。

これからは打率だけではなく、ぜひともOPSという指標に注目してみて下さい!

セイバーメトリクスや、他の野球指標について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

→セイバーメトリクスとは?知れば野球がもっと楽しくなる指標7選!

セイバーメトリクスとは?知れば野球がもっと楽しくなる指標7選!のアイキャッチ画像【野球】セイバーメトリクスとは?指標で選手を評価する統計手法です

それでは、今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

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