映画『来る』の総合評価とあらすじネタバレと感想まとめ



映画『来る』の総合評価とあらすじネタバレと感想についてまとめました。

それでは、どうぞご覧下さい。

映画『来る』の総合評価&あらすじネタバレ

会社員田原秀樹は、婚約者の香奈と結婚し子供を授かりました。

ある日祖父の葬式が行われ、そこで祖母が言った「”アレ”に呼ばれたんや」という一言が、秀樹の恐ろしい幼少時代を思い出させます。

娘の知紗が成長し自称イクメンの秀樹はいい父親になるんだと張り切るのをよそに、香奈との距離は開かれていきます。

そんなとき、秀樹の周りで不可解な現象が起こるようになります。

家族を守りたい秀樹は知人の津田に頼み、霊媒師を紹介してもらい話を聞くことに。

オカルト専門のフリーライターの野崎と霊能力のある比嘉真琴と出会い、”アレ”の正体について対策を考えますが、もうすでに”それ”は家族を狙っていたのです。

展開がわりと早目でざっくりとした感じですが、とても見やすくて最後まで飽きませんでした。

映画『来る』の、ここが良かった(感想)

それぞれの役の心情がみてとれるシーンがあり、思わず共感してしまうことがあり感情移入しながら見れました。

それもキャストの俳優陣の演技のうまさが際立っているからでしょうか。

映画やドラマを見る方ならだいたい知っている俳優ばかりですが、やはり裏切ることなく迫力があり、みていて感心してしまいました。

真琴の姉の琴子がお祓いをするシーンでは演出の圧巻でした。

「告白」や「渇き」の作品で知られる監督・中島哲也らしい演出があり、それがまた人間のリアリティや不気味なところを引き立てているようで、とても面白かったです。

原作とはやはり違う展開もりますが、これはこれでアリかな、と思う範囲なので原作を読んでからでも楽しめるかと思います。

映画『来る』の印象に残ったセリフ・シーン

琴子がはじめて携帯電話ごしに除霊するシーンで、一番印象に残っています。

電話の指示通りに秀樹は除霊をはじめる準備をします。

いざ”アレ”をむかえようとするところで、琴子との会話で秀樹は違和感を覚えますが、もうすでに正体のわからない化け物がそこまで近づいてきます。

そこで家の電話が鳴り、聞こえるはずのない声のメッセージが暗闇のなかに響き渡ります。

メッセージでは琴子が「アレの罠です、すぐに家を出て逃げてください」と言っているのです。

携帯電話で指示を出していた声は、琴子の声を似せた”アレ”の仕業でした。

ここで秀樹が逃げるも虚しくあっという間に殺されてしまいました。

緊迫感が伝わり、ここからまた新たな展開が続いていくんだなとワクワクさせてくれるシーンでした。

映画『来る』はこんな人におすすめ

当方映画をみるならもっぱらホラーがミステリーとだいだい決まっているのですが、一緒に劇場でみた連れの友人はホラーやグロいものが苦手でした。

そんな友人でも面白かったと太鼓判を押した作品です。

良かったシーンでも挙げた通り人間ドラマが含まれているシーンもあるので、役それぞれに感情移入しやすいです。

秀樹のイクメンぶりを表すシーンでは最近よくみられる演出もあったし、香奈が育児ノイローゼになる場面や野崎が元妻との葛藤のシーンも親近感が得られます。

”アレ”の存在は人間の不安・怒り・恐怖からくるものだというように、普段の私たちの生活に紛れ込んでるものだと感じました。

ジャンルを問わず見れる作品なので、ホラーは苦手だからと敬遠する人にもおすすめです。

映画『来る』の感想まとめ

総合的にはよくできた作品で面白かったと思います。

ただ、原作と映画では展開が違うと覚悟していましたが、疑問が少し残りました。

映画で「お山」や「ちがつり・・」など化け物がいうシーンがありました。

原作では”アレ”の正体を「ぼぎわん」だと表し、その正体も何故子供を”お山”に連れていくのかも述べていましたが、映画ではそれをほぼ説明なしに進んでいきました。

原作「ぼぎわんが、来る」から映画のタイトルを「来る」にしたのには、その理由があったかと思いますが、もう少し化け物の素性がわかるようなシーンがあると、原作を知らないひとでも深掘りしやすかったんじゃないかと思いました。

まぁ映画を見た後どう解釈して想像するかは人それぞれですが、原作見てなかったとするとそっちが見たくなる人もいるかもしれませんね。

次の作品も期待します。

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