【野球指標】OPSの計算方法!簡単な計算で得点相関性が高い優秀な指標!

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今回の記事では、OPS(オーピーエス、オプス)の計算方法をご紹介します。

OPSとは、打者の能力を判断するための指標の1つです。

打者の能力を判断する指標には、様々な指標があります。

しかし、計算式が複雑で、分かりにくい指標も多いですよね。

OPSは、シンプルな計算方法でありながら、有用な意味を持つ指標なので、初心者の方でも理解しやすい指標になっています。

今回は、初心者の方にも理解しやすい、OPSの計算方法をご紹介しますね。

OPSという指標を理解する事で、野球の楽しみが1つ増えること間違いなしですよ。

OPSの計算方法

OPSの計算式を表した画像

OPSの計算方法は以下の通りです。

OPS=出塁率+長打率

出塁率と長打率に関しては、以下の記事でまとめています。

【野球指標】出塁率の計算方法をご紹介!打率信仰はもう古い!

2018.09.19

【野球指標】長打率の計算方法をご紹介!長打を打つ確率ではありません!

2018.09.20

計算式自体はとてもシンプルですね。

この計算の簡単さが、OPSという指標が普及し始めている大きな理由の1つなんです。

出塁率は百分率ですが、長打率は百分率ではなく、1を超えることもあります。

そのため、OPSも百分率ではなく、その上限は5になっています。

OPSの計算:得点との相関性が高い

打率とOPSの得点相関係数の数字を表した画像

OPSという指標の最大の特徴は、

得点との相関性が高いことです。

得点との相関性を表すのが、得点相関係数(各指標の得点への影響度:1に近いほど得点への影響度が高い)です。

NPBでは、

打率の得点相関係数が約0.77

なのに対して、

OPSの得点相関係数は約0.94

と、かなり得点への相関性が高いことが分かります!

計算方法は出塁率と長打率を足しただけというシンプルさなのに、この得点への相関性の高さが、OPSという指標の最大の特徴なんです。

OPSの評価基準

OPSの考案者であるビル・ジェームズは、OPSを用いて、打者を下記のようにランク付け出来ると考案しています。

ランク 評価 OPS
A 素晴らしい 0.900以上
B 非常に良い 0.8334〜0.8999
C 良い 0.7667〜0.8333
D 0.7000〜0.7666
E 平均以下 0.6334〜0.6999
F 悪い 0.5667〜0.6333
G 非常に悪い 0.5666以下

もちろん、その年のリーグの平均OPSにより、評価に多少の差は生まれます。

一般的には、OPSが0.800を越えていれば、間違いなく優秀な部類に入ると覚えておきましょう。

逆に、OPSが0.7以下では、平均以下の場合が多いです。

OPSの計算に走塁能力は加味されない

このように、OPSは簡単に計算できる上に得点への相関性が高い優秀な指標であることが分かりました。

しかし、OPSがあれば全て解決という訳ではなく、欠点もあります。

それが、

打者の走塁能力が加味されない

という点です。

単打を打って、二塁への盗塁を決めた場合、OPSは1.000

二塁打を打った打者のOPSは2.000

になります。しかし、結果としてはその打者の能力で二塁まで進塁した事に変わりはありません。

このようにOPSは、盗塁等の打者の走塁能力は計算に入っていないことが、欠点の1つです。

OPSの計算はスラッガータイプが有利

また、出塁率と長打率を足すという計算の都合上、出塁率と長打率の価値が同じになっています。

そのため、

単打が多いが走塁能力が高いリードオフマンタイプの打者

よりも、

走塁能力は無いが長打が多いスラッガータイプの打者

の方が評価されやすい指標、ということになります。

後で記載するOPS ランキングを見ると、俊足好打が特徴の選手よりも、一発長打がある選手の方がより多くランクインしてることが分かります。

OPSの計算だけでは、打者のタイプまでは判別できない

また、OPSという指標だけでは、打者がリードオフマンタイプなのか、スラッガータイプなのか判別は出来ません。

例えば、OPSが同じ0.800だとしても、

出塁率0.400 長打率0.400

出塁率0.300 長打率0.500

では、打者のタイプが全然違います。

そのため、OPSだけで打者の能力を判断することは難しいです。

出塁率と長打率を併せて見ることで、打者の能力が見えてくるようになりますよ。

過去10年の各リーグ平均OPSの計算

過去10年間のセ・リーグ、パ・リーグの平均OPSは以下の通りです。

年度 セ・リーグ パ・リーグ
2008 0.715 0.732
2009 0.703 0.740
2010 0.740 0.739
2011 0.642 0.656
2012 0.648 0.658
2013 0.699 0.708
2014 0.720 0.707
2015 0.672 0.703
2016 0.698 0.706
2017 0.696 0.708

リーグ平均OPSほ年により少しばらつきがありまく。

リーグ平均のOPSを見ることで、その年が打高なのか打低なのか分かります。

ばらつきはありますが、概ね0.700が平均という所でしょうか。

そのため、OPSが0.700以上あれば、リーグの平均的な打者よりも優秀だという1つの目安になります。

ぜひ、この数字を参考に、色んな選手のOPSを眺めて見て下さい。

「OPSの計算方法」まとめ

今回は、OPSの計算方法をご紹介しました。

計算方法自体は、出塁率と長打率を足すという、とてもシンプルな物です。

OPSは、そのシンプルな計算式でありながら、高い得点相関性を持つ、打者の能力を判断する上で、とても優秀な指標の1つです。

その得点相関性の高さから、セイバーメトリクスの観点でも注目されています。

これからは打率だけではなく、ぜひともOPSという指標に注目してみて下さい!

セイバーメトリクスや、他の野球指標について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

→セイバーメトリクスとは?知れば野球がもっと楽しくなる指標7選!

セイバーメトリクスとは?知れば野球がもっと楽しくなる指標7選!

2018.10.23

それでは、今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

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